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海外駐在員・帯同家族の日本帰国手続き(出国・入国手続き編)

HAYATO
新型コロナウイルス感染症の急拡大と医療崩壊の危機に直面している国では、緊急避難として日本へ帰国する人が増えてきています。

今回は7月に一時帰国した経験をもとに、海外駐在員・帯同家族向けに日本への帰国手続きについてまとめてみました。

これから日本への帰国を検討されている方は参考にしてみてください。

 

出国手続き

航空機内でのソーシャルディスタンス確保や座席・航空便数制限の影響もあり、タイの空港はそれほど混雑しておらず比較的スムーズに出国手続きができました。

 

空券のチェックカウンターでは「パスポート」「eチケット」に加えて、「出国前72時間以内実施のPCR検査陰性証明書」が必要になります。

 

注意ポイント

「出国前72時間以内の検査証明書」が提示できない場合、現地からの出国や日本への入国が認められないので必ず準備しましょう。航空券購入後すぐにPCR検査を予約することをおススメします。

 

機内

航空機内ではマスクの着用などの最低限のマナーは求められていましたが、ソーシャルディスタンスの確保のため3列シートに1人と余裕があり、アルコール類も飲むことができるなど快適でした。

 

機内では入国審査のための下記書類が配布されますので、時間を見つけて降りるまでに記入しておきましょう。日本到着後に検疫所の準備を機内で待つ時間(20~30分)あるため、その間に記入してもいいです。

 

機内で配布される書類

 

入国手続き

入国手続き開始から政府指定隔離ホテルへの移動までの流れは下記の通りです。各手続き場所への移動で結構歩き、所要時間は2時間程度でした。

 

入国手続きの流れ

  • 書類提出 (PCR検査陰性証明書・質問票・健康カード)
  • 質問票(QRコード)の確認
  • PCR検査(唾液検査)
  • 必要なアプリのインストール確認
  • 健康居所確認アプリ(MYSOS)の説明
  • 誓約書の提出 / 検疫所宿泊施設登録票の受領
  • PCR検査結果受領
  • 検疫審査
  • 入国審査
  • 荷物受け取り・税関手続き

 

子供連れの方は航空機を降りたらベビーカーをかりる、移動しやすい手荷物にするなどの対応を考えておいた方がよいと思います。

それでは各手続きについて簡単に説明します。

 

1. 書類提出 (PCR検査陰性証明書・質問票・健康カード) <所要時間 15分>

航空機から降りたら必要書類を確認する特設窓口に案内され、PCR検査陰性証明書・質問票健康カードの確認・提出をします。

 

質問票健康カードはこの場で記載してもいいですが、周りの方の進行の妨げにもなるので事前に機内で記載しておいた方がよいと思います。

 

2.質問票(QRコード)の確認 <所要時間 5分>

入国後14日間の健康フォローアップするための連絡先の確認として提出する「質問票」を確認されます。

 

質問票はWEBより回答し、QRコードを作成して、QRコードのスクリーンショットまたは印刷したものを提示することになります。こちらも事前に準備しておくと安心ですね。

 

3.PCR検査(唾液検査) <所要時間 10分>

PCR検査(唾液検査)の特設窓口にて唾液検査用の「容器(試験管のような形)」と「ろうと」を受け取ります。

 

個別に用意された特設ブースで、容器に親指の第一関節程度の深さになるまで唾液を入れて提出します。

 

4.必要なアプリのインストール確認 <所要時間 15分>

約書の誓約事項(位置情報の提示等)を実施するために必要なアプリをインストールしているか確認されます。

 

厚労省が指定している誓約事項の実施に必要なアプリは次の3つになります。

1 健康居所確認アプリ(MYSOS)
2 位置情報設定・保存(GoogleMaps等)※iPhoneの場合はアプリのインストールは不要
3 接触確認アプリ(COCOA)

 

必要なアプリを利用できるスマートフォンを持っていない場合は、この場でスマートフォンをレンタルすることになります。レンタルに係る費用は自己負担となるため、事前に対応しておくことをおススメします。

 

5.健康居所確認アプリ(MYSOS)の説明 <所要時間 15分>

康居所確認アプリ(MYSOS)での待機場所の登録、現在地や健康状態の報告、毎日のAIまたはオペレーターによる電話フォローへの対応について説明を受けます。

 

この時下図のような日本への入国・帰国者向けのマニュアル(30ページ程度)が渡されます。ここでの説明内容を100%理解できていなくても、マニュアルに詳細が記載されているので後から読み返せば問題ありません。

 

6.誓約書の提出 / 検疫所宿泊施設登録票の受領 <所要時間 5分>

日本での入国に当たり検疫所に「誓約書」を提出します。誓約書」は、14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について誓約するものです。

 

誓約書はこの場で記載してもいいですが、周りの方の進行の妨げにもなるので厚労省のサイトからダウンロードして準備 または 機内で記載しておいた方がよいと思います。

 

なお、誓約に違反した場合は、検疫法に基づく停留措置の対象となり得るほか、(1)日本人については、氏名や、感染拡大防止に資する情報が公開される、(2)在留資格保持者については、氏名、国籍や感染拡大防止に資する情報が公開される、また、在留資格取消手続及び退去強制手続等の対象となるようですので遵守しましょう。

詳細はこちらで確認してください。

誓約書の提出後、「検疫所宿泊施設登録票」を受領します。この登録票は政府指定隔離ホテルにチェックインする際に必要となるので、時間を見つけて記載しておきましょう。

 

7.PCR検査結果受領 <所要時間 30分>

PCR検査結果が出た順番に案内され、検査結果証を受領します。

 

PCR検査結果が出るまでに30分程度待ちますので、この間にトイレ休憩や検疫所宿泊施設登録票の準備などを済ませておきましょう。

 

8.検疫審査 <所要時間 5分>

「検査結果証」を検疫審査窓口に提出します。特に審査官とのやり取りはなくすぐ終わります。

 

9.入国審査 <所要時間 5分>

動化ゲートにてパスポート(証明写真のあるページ)の読み取り、画像認証を行います。

 

免許証の更新等で入国スタンプが必要な方は、自動化ゲートでの手続き完了後に別途カウンターにて入国スタンプをもらいましょう。

 

10.荷物受け取り・税関手続き <所要時間 15分>

荷物受取場にて荷物を受け取り、税関で「携帯品・別送品申告書」を提出して入国手続きは完了となります。政府指定隔離ホテルへの移動準備等で税関手続きまでに少し待ち時間があります。

 

政府指定隔離ホテルへの移動以降については別の記事でご説明します。

 

まとめ

日本に帰国する際の出国・入国手続きについて説明しました。特に入国手続きは時間がかかるので(所要時間:2時間)、本記事を参考に事前に準備をしておきましょう。

入国手続きの流れ

  • 書類提出 (PCR検査陰性証明書・質問票・健康カード)
  • 質問票(QRコード)の確認
  • PCR検査(唾液検査)
  • 必要なアプリのインストール確認
  • 健康居所確認アプリ(MYSOS)の説明
  • 誓約書の提出 / 検疫所宿泊施設登録票の受領
  • PCR検査結果受領
  • 検疫審査
  • 入国審査
  • 荷物受け取り・税関手続き

 

日本への帰国の準備にあたり本記事と合わせてこちらの記事もご参考ください。

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