- プラグインって何?
- どうやってWordPressにプラグインを追加するの?
- どのプラグインが最低限必要なのか分からない。
本記事の内容
プラグインとは?
プラグインとは、WordPressにない機能を増やすための追加のプログラムになります。スマートフォンでいうアプリのようなもので、プラグインをダウンロードするだけでWordPressを自分仕様にカスタマイズすることができます。
SEOやソーシャルメディアの最適化、表示速度の改善、セキュリティの向上など様々な機能を基本的には無料で利用できるので、本記事を読み進めながら導入しましょう。
プラグインの導入方法
ここではプラグインの導入方法を実際の画像を見ながら説明していきます。プラグインの種類に関係なく導入方法は同じです。この手順に沿って進めれば簡単に設定できるので、安心してついてきてください。
1.プラグイン追加画面にアクセス
WordPress管理画面にログインした後、左メニューから「プラグイン」→「新規追加」を選択します。
2.プラグインを検索する
検索窓に追加したいプラグインを入力します。
3.プラグインをインストールする
追加したいプラグインが表示されたら、「今すぐインストール」のボタンをクリックします。
4.プラグインを有効化する
インストールが終わると「有効化」のボタンが表示されるので、「有効化」のボタンを押しましょう。有効化によりプラグインが使える状態になれば、プラグインの管理画面に表示されて完了となります。
WordPressに最初に導入すべきプラグイン6選
プラグインは、様々な機能を追加できて非常に便利ですが、必要以上に入れすぎるとサイトに悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
プラグインが多いことによる悪影響
- サイトの表示速度が遅くなる(読者の離脱を招く)
- プラグイン同士が不具合を起こす
- セキュリティの低下を招く(データ消失等の危険に晒される)
そこで本記事では、本当に必要なプラグインとして6つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1.All in One SEO Pack
All in One SEO Packは、サイトを運営するときに面倒なSEOの設定を簡単に行ってくれるプラグインです。自分のサイトを検索順位の上位に表示し、ユーザーをより多く集めるためにはSEOの設定が非常に重要になります。
自分でSEOの設定をする場合は、エンジニアのような高いITスキルが必要となりますが、このプラグインを活用することで簡単なボタン操作のみで完璧に設定することができます。
このプライグインでできることの代表的なものは以下の通りです。今は理解できなくても大丈夫ですので、とりあえず入れておきましょう!
All in One SEO Packでできること
- メタタグの編集
メタタグ(検索エンジンにページの情報を簡潔に伝えるもので、検索結果に表示される情報)を簡単に編集できる機能が追加される。 - ソーシャルメディアタグの設定
Facebook, Twitter等に表示される情報を設定することができる。 - XML Sitemapの自動作成・自動送信
Googleの検索エンジンにサイトのコンテンツを通知して認識させる情報(XML Sitemap)を自動で作成・送信することができる。 - Googleアナリティクス・Googleサーチコンソールのコード設定
2.Akismet Spam Protection
Akismet Spam Protectionは、スパムコメント(迷惑コメント)を対策するプラグインです。
ブログやサイトがある程度読まれるようになると、スパムコメントが増えてきます。このプラグインを設定していると、自動で専用のフォルダーに振り分けてくれるため、手動でスパムコメントを削除する手間を大幅に削除できます。
遅かれ早かれ確実に必要になるものなので、最初から設定しておきましょう。
3.BackWPup
BackWPupとは、自分で設定したスケジュールで定期的にバックアップをとるプラグインです。画像ファイル、記事やプラグインなど全てにわたりバックアップをとってくれるので、万が一データが消えてしまっても復元することができます。
あらゆるリスクに備えてバックアップのプラグインを入れておけば安心です。BackWPupは初心者の方でも操作が簡単で、自由度も高いので特におすすめです。
4.EWWW Image Optimizer
EWWW Image Optimizerは、WordPressにアップロードする画像のサイズを自動的に圧縮するプラグインです。
画像をたくさん使うと見やすくなりますが、サイトの表示速度が遅くなり、読者が途中で読むことをやめるリスクが高くなります。ブログに画像を多く使うという方には、このプラグインを活用して自動で画像を圧縮しておきましょう。
5.Contact Form7
Contact Form7は、お問い合わせフォームを作成することができるプラグインです。
お問い合わせフォームは、ユーザーからの質問や企業からの案件依頼を受けるのに欠かせないもので、Googleアドセンス審査の必須項目とも言われている重要なものです。
お問い合わせフォームを自分でゼロから設置するのは、エンジニアのような高いITスキルが必要となりますが、このプラグインを活用すれば初心者でも簡単に設置することができます。
6.Advanced Editor Tools
Advanced Editor Toolsは、WordPressの投稿画面のビジュアルエディターをカスタマイズするプラグインです。
WordPressをインストールした後の状態では、見出しをつけたり、文字のサイズを変更したりするのにプログラミング(HTML)の知識が必要になるため、ある程度の専門知識がないと記事を作成することができません。
このプラグインを活用すると、専門知識のない初心者でも簡単にワンボタンでそれらの設定を行うことができますので、これからWordPressでブログを始める初心者の方には必須のプラグインといえます。
まとめ
プラグインとは、WordPressにない機能を増やすための追加のプログラムになります。
SEOやソーシャルメディアの最適化、表示速度の改善、セキュリティの向上など様々な機能を基本的には無料で利用できるので、しっかり設定しましょう。
プラグインの導入方法は種類に関係なく同じで、以下の4つのステップで解説しました。
(1)プラグイン追加画面にアクセス
(2)プラグインを検索する
(3)プラグインをインストールする
(4)プラグインを有効化する
プラグインは、様々な機能を追加できて非常に便利ですが、必要以上に入れすぎると①サイトの表示速度が遅くなる、②プラグイン同士が不具合を起こす、③セキュリティの低下を招くなどのリスクがあります。
そこで本記事では、本当に必要なプラグインとして以下の6つを紹介しました。
WordPressに最初に導入すべきプラグイン(6選)
- All in One SEO Pack
- Akismet Spam Protection
- BackWPup
- EWWW Image Optimizer
- Contact Form7
- Advanced Editor Tools
まずはこの6つから始めてみましょう。これ以外にも自分のニーズに合ったプラグインを見つけたら積極的に試して、使いやすくカスタマイズしてみて下さい。